MEMBER

川崎重工業株式会社

所在地
東京都港区海岸1-14-5
連絡先
TEL. 090-6537-0016
代表者
代表取締役社長執行役員 橋本康彦
業種
製造
設立
ホームページ
https://www.khi.co.jp/
防災に対する取組
川崎重工業は120年以上にわたり、陸・海・空の幅広い事業分野で、ものづくりを通じて高い技術・知見を培ってきました。いつ遭遇するかわからない災害・事故・遭難などの危機的状況からお客様の生命と財産を守る危機対応製品としても、弊社の技術力を結集し、最新機能を搭載した製品を開発しております。
 例えば、危機的状況における上空からの救出・探索には、当社のドクターヘリ、消防・防災ヘリコプターが救助活動にいち早く対応しています。更に近年は無人VTOL機による山岳地域への物資輸送の実証を行っています。
 水上・陸上での救助・救命活動では、パーソナルウォータークラフト(JET SKI(R))が東日本大震災や西日本の豪雨災害において、水中に取り残された被災者の救助に活躍しました。また、従来は海外でのレジャー用途であったオフロード四輪バギーを、国内某消防車メーカー様のオフロード消防車のベース車として納入させて頂きました。近年は自治体の防災担当部署に向けて、弊社のレジャー機器を平時と有事のフェーズフリーでご活用いただけるよう、ご提案しております。
 緊急時の電力供給に対しては、弊社の非常用ガスタービン発電設備を多くの24時間稼働が必要な官公庁、公共設備、病院、データセンター、企業のお客様に導入頂いております。東日本大震災時には稼働率99.9%(定期点検を適切に実施されなかった一台を除く全機が稼働)の信頼性を誇っております。また、様々なお客様のご要望に応える為、水上浮体式LNG発電設備、移動式電源車、燃料切替(ガス・油)ボイラならびに冷温水器機による熱電の供給を可能にしています。
 復旧・復興フェーズでは、がれき処理施設を東日本大震災の復興支援として無償貸与し、一日あたり約600tの可燃系がれきと約300tの不燃系がれき処理に役立てられました。
その他 記入欄
従来技術開発・製造してきた危機管理製品の販売のみならず、近年激甚化している自然災害やパンデミックなどの社会課題に対し、お客様(自治体様)や他社の強み・ご知見とコラボレーションすることで、防災の上流(情報収集)から下流(対策の実行)まで一気通貫した新しいサービスを検討・実証し、“強靭な社会構築”に向けた新しいビジネスモデルおよびビジネス機会を創出したいと考えております。

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